ゆるランログ

走るのが好き。ゆる〜く気持ちよく走るログ

電車の中のイカすランナー

冬休み最終日。
もう新年も3日、あっという間だ。
名残惜しい気持ちを胸に、実家を後にする。


帰り道。
東京駅へと向かう電車はメチャ混みだった。
同じように東京駅へ向かう人、
街へと遊びに出掛ける家族でいっぱいだ。


混雑の中、どうにか吊り革、確保。
ふと見ると、隣りの男性が
周りとは別のオーラを発している。


野球帽のようなキャップを被り、浅黒い顔。
途中駅で席が空いても、絶対に座らない。


昨日の買い物でパンパンになったバッグを抱え、
立っているのもやっとの自分とは大違いだ。


途中、速い列車に乗り換える人たちが大勢降りて
あちこち席が空いた。


それでも絶対座らない、彼。
もちろん自分はしっかり座る(笑)


座れてホッとした視線の先に、
突然カラーランタイツと黒のランパンが出現した。


驚いてソロソロと顔を上げていくと、
それはあの、野球帽の男性その人だった。


そう彼は、まさしくランナースタイルだったのだ。
腕にはゴツいランウォッチ。
早朝の長距離ランして、
電車で帰るところとお見受けした。


さすが都会〜〜
ブログでよく読むような人は、
ちゃんと実在していたのだ。


ひと昔前なら、真冬にこの
「半ズボンにタイツ」なんてスタイルは
「変わった人!」と周囲に空間が出来て
「ドーナツの芯」現象が出現していたのではないだろうか。


自分は勇気がないので近所を走る程度でも
当たり障りのないウォームアップスーツだ。


彼の、この堂々としたランナースタイル。
そして絶対に座らないスピリット。
すごいなぁ。
何だかとても嬉しい気分になっていた。


こんなことをゴチャゴチャと考えているとも知らずに
途中駅で彼は降りて行った。


ホッとした。
声を掛けたい、話を聞きたい気持ちを
一生懸命抑えていたから。
それこそ、こっちがヘンナヒトになっちゃうから(笑)


今年はこんな、イカすランナーに近づきたいな。
走ってることに誇りと自信、そして余裕。


帰り着いた我が街は
空気がキーンと冷たかった。
正月モードが引き締まる。


家に帰れば、福袋……。
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正月モード、再開〜〜(笑)


いやいや、明日から仕事だ!
でもまあ今日は、まだ休みなのだ。
これでいいのだ(笑)

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