ゆっくり午後ランと85歳のアイアンマン
本日、午後ラン。
すっかり季節は秋になった。
なかなか走ることが出来なかった体調不良の時は、朝になるのが待ち遠しかった。
普通に走る機会のある今は、夕方になると走りたくなる。
いつも仕事帰りに走っているからなのか。
しなければならないことを終えて、気持ちリセット。
そんな感じで。
ゆっくりと、走ることに慣れてきた。
速くなければ!という呪縛から解き放たれたのかな。
空や雲や生き物や植物。
あちこち気を取られて、道草ばかりして走ることが真剣に走ってない!なんて後ろめたく思うこともなくなった。
今は気の向くままに、感じるままに。
途中、心拍数が下がっているのが道草ログ(笑)
今日はハワイで有名なアイアンマンレースがあると、ランの師匠から知らされてネット観戦。
ケタ外れのアイアンマン。
その姿に圧倒され、そして女性アスリートの逞しい美しさに魅了された。
自分はまったく別の世界にいるけれど。
走るということ、その思いだけ、少しは重なる部分があるかな。
師匠から、このレースに85歳のトライアスリート、それも日本人が出場していると聞いて驚いた。
午後ランから帰った頃も、まだ走り続けているという。
このトライアスロンの制限時間は17時間。
その時間いっぱいを使い切るように、16時間53分50秒でフィニッシュ!
もう、凄いの一言だ。
今だから分かる、走り続けられることの歓び、幸せ。
いつまでも、走っていたいと強く思った。
自分の足で、確実にゆっくりと。